① 任せるコツ :頼み方について ↓
② 任せるコツ :頼む人の選び方について ↓
について書きましたが、今回は3つ目です
こんな心の声が聞こえます
向いている人がいれば苦労ないよ・・・
限られた(有限)時間・人員の中でやってるんだよ・・・
とか
向いてない人を改善するのがマネジメントだろ・・・
何を伝えてもやる気ないんだよ・・・
気持ちわかります、私も感じる時あります・・・
できない言い訳・やらない事の正当化
は簡単です
それでは
何もしませんか?
このままでいいのですか?
どうすればいいか一緒に掘り下げましょう!
不得意が多い人との向き合い方
すぐに直る短所は改善する
子供の頃からの癖でルーティン化しているものを
改善するのは容易ではありませんが
すぐに改善できるものもあります
例えば
話し上手で提案力もあるが
身だしなみが良くないので第一印象が良くない
本人が認識(身だしなみの印象が悪い)してるか❓
が重要ポイントです
認識がないなら、
初めての改善なので
改善の可能性は高いです
短所を長所に変える
【 例1 】
戦国武将で 人を使う名人 と言われた
「 堀秀政 」の逸話ですが
家臣の一人に泣きっ面の男がいました
他の家臣が
「 縁起も悪いし、暇(離縁)を出しましょう 」
と進言します
これに対して堀秀政は
「 法事や葬式の使者に向いている 」
と答えたそうです
【 例2 】
私の経験談ですが、私の仕事仲間にこんな男がいます
・周りの気遣いが少なく ・配慮も言葉(説明)も足りない
・悪気はないので意図的ではない
・挙句の果てにチームワークも下手くそでした
当然周りから距離を置かれます
そして私には他の従業員から愚痴や不満が多数寄せられました・・・
しかし、彼は周りの目を気にせず
目標に猪突猛進できる長所(武器)を持ってました
これは他の従業員にはない長所です
私がサポートする箇所は明確でした
彼は今でも会社(チーム)や私を支えてくれている
信頼できる仲間の一人です
ポイント
本人がまだ自覚していない短所は即改善する
弱みを直すではなく、活かす方法はないか
を最初に検討する
チームづくり
ビジネスは究極の団体競技というように
チームでは長所と短所が入り乱れます
そこで有効なのが チームで補強し合う です
個人の欠点はチームの欠点にはならない
- コミュ力は低いけど専門知識がある
- 繊細な仕事は向いてないけど、お客様から支持がある
- 直感的すぎるけど発想力がある
など、誰でも長所があれば短所もあります
時に長所が短所になり、短所が長所になります
【具体例
発想力がある人のアイデア を 技術力のある人が形にし
プレゼン力がある人が売り込み
数字に強い人が収益化管理
そうすることで
個人の欠点はそのままチームの欠点にはならない
逆にチームに欠かせない力になります
ポイント
弱点を補填し、強みに変えるチームが強い
リーダーの役割
- 頼み方
- 頼む人
- どう頼むか
- 誰に頼むか
について触れてきましたが
そもそもリーダーの役割とは❓
① 人となりを知る
まずチームメンバーのことを知ることから始めましょう
プロジェクトが始まってから知ろうとしても遅いです,,,
方法は人によって色々あると思いますが
- 面談
- 会食
- 普段の会話
- 同じ趣味
- お酒の席
- 休日のレクレーション
などなど
とにかく、聞いて、聞いて、聞いて、聴いて、聴いて、聴く
ことで、聞く が 聴く に変わるまでです
② リーダーシップの選定
リーダーシップには次の3つがあるといわれてます
①支配型リーダーシップ
端的に
トップダウンの命令型
②サーバントリーダーシップ
端的に
メンバーを主役と捉えて、個々の力を強化しながら組織の成果を最大化
③インクルーシブリーダーシップ
個々の自主性を重んじて、点ではなく面で組織拡大
人によって様々ですし
メリット もあれば デメリット もあります
私はこれからの時代は
②サーバントリーダーシップ がベストだと思います
図にすると ↓
③ 断る勇気 と 断る技術
依頼(頼む)に関して書いてきましたが
同じくらい重要なのが、どんな仕事を依頼しないか です
優秀なリーダーほど
無駄な作業や過労につながる仕事を減らす努力をしてます
- 利益が出ない
- 費用対効果が合わない
- 納期に無理がある
- 過労につながる
- 組織の成長や成果が見込めない
このような仕事はそもそも
仕事を受けない = 自分のところで止める
今の日本で断るのは容易ではないと思います
いつも受けてくれるが信頼にもなってますから,,,
しかし、勇気をもって断りましょう
断り方は様々ですが
最後にこの言葉を加入させましょう
またお声がけください
この魔法の言葉で全て解決です
まとめると
①辞退する具体的理由を伝え
②可能な限り早く返事し
③魔法の言葉「またお声がけください」を最後に
まとめ
3回に分けた「任せるコツ」はいかがでしたでしょうか?
私自身も任せるのが今でも少し苦手です
しかし、任せられない原因は従業員ではなく社長である私にあると気付きました
今は信頼できる仲間と適所適材で日々邁進しております
参考文献にはさらに掘り下げたコツが沢山あります
ぜひ皆様も読んでみてくだい
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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