決算書って数字ばかりで
いいイメージないですよね❗️
でも
・経営している会社の数字
・勤めている会社の数字
・転職先の会社数字
・任せられてる部署の数字
・投資(株式)する会社の数字
・銀行等に融資を申し込む際の自己数字分析
・自身の金銭管理
数字にどんな考えを持った社長なのか⁉️
どんな数字の会社なのか❓
どんなお金の流れの会社なのか❓
言われた目標だけやればいいのか❓
我々の生活には非常に大切なことで
他人事ではないはずです。
最低でも決算書のさわりは理解して損はありません
家計簿も同様です
参考の一つにしてください。
会社経営の数字とは
会社経営には2つの理念が必要だと
私は考えてます
経 営 理 念
数 字 理 念
です。
今回はその一つ、数 字 理 念 にフォーカスします。
数字理念の目的・目標
【 目的 】※なんのために❓
組織の繁栄・存続
【 目標 】※何を❓
お客様・従業員・家族の健康、雇用・生活を守る
※組織とは会社だけではなく、
自身・家庭等全てです。
強い組織には『 数字理念 』が必要
強い組織とは・・・一言で言えば
予測外が生じても潰れない組織
ではないでしょうか❓
その為には2つ必要と考えてます。
この二つはセットでなければいけません。
数字理念に私情はご法度です
前回の記事で触れましたが
このブログを見てくれれている方は
『悪いところを隠される』側の人です。

数字経営の要点
どの数字を把握するのか❓
私たちは経理ではありませんので
要点(下記4つ)があります
ではいきましょう!
①生産性
端的に言えば 『 費用対効果 』 です
※いくらかけて いくら返ってくる
- 設備投資の生産性
- 運転資金の生産性
- 従業員の生産性
- 自身の生産性
- 事業全体の生産性
- 家電の効率性
事業年間収入額 ÷ 事業投資年数 ÷ 投資総額
× 100 = 投資利回り(費用対効果パーセント)
で目安計算できますが、
項目によって見方は変わります。
株式投資 と 人材投資 と 設備投資 では
求める成果、年数、成長度が変わるということです。
②キャッシュフロー
端的に言えば『 お金の流れ 』 です
企業ではそれを下記2つで確認します。
※家庭では家計簿、個人投資では収支計算書です
損益計算書とは
いくら売上あった?
いくら経費掛かった?
最終的にいくら利益出た?
を
売上高
売上総利益
営業利益
当期純利益
等損益計算書(P / L)で確認できます。
貸借対照表とは
財産いくらある?
現金いくらある? 資産はいくら分ある?
現金は資本金?
借りた現金はいくらある?
それを何に使ってるの?
を
資本金
利益剰余金(純資産)
負債
資産
等貸借対照表(B / S)で確認できます。
単純な例
赤字の会社が2社あり、上記2つの書類を確認しました。
A社は人件費で赤字
B社は広告宣伝費で赤字
と分析した場合の対策は
A社は従業員の生産性向上かリストラ
B社は広告宣伝費削減か営業強化
給与 35万/月
貯金ができない状況を分析
倹約:無駄を省く事
節約:切り詰める事
第一選択:倹約
第二選択:節約
の順に詳細分析〜実行(最低3ヶ月周期で見直し)
と対策が異なりますよね?
このようにキャッシュフロー(お金の流れ)
をつかみます。
③事業構造
端的に言えば『 現実を知る 』 です
50円で仕入れたコーヒーを100円で売れば
50円の利益が出ます。
しかしそれが売掛金であれば
50円の利益があるのに現金50円手元にない
このように黒字倒産につながります
※家庭ではカード払い・ローンが買掛に該当します
現金がなければ給与も家賃も支払もできません
現金があっても買掛が多ければ破綻します
なので
と認識することが大切です。
これを元に、
現金を中心に事業構造することが肝要です。
④先見性
あくまでこの記事は 経営 理念ではなく
数字理念の話し です
数字理念の先見性は
です。
無借金の会社がいいのでは❓
借金っていい事ではないような
ではリーマンショック直後、
なぜ黒字倒産が多発したのでしょう???
でも金利がもったいない
金利は予測外が起きた時の
保険料 だと認識しましょう
さらに言うと
先見がない企業・事業に金融機関も貸しません
予測外で企業が倒産寸前でも貸しません
数字と事実に基づいて決断
これはそのままなのですが
落とし穴です。
当社が3回傾いたのも
これに該当します・・・もう嫌

数字と事実(本質)に
基づいて決断することで防げます
最後に
の数字経営について紹介させて頂きました。
この二つどちらか欠けても
どちらかに傾いてもいけません
この二つの人格を持ち合わせる事が大切だと思います。
そして転職や事業立上責任者の場合に、
その会社がどのような事業構造なのか
事前に調べることも大切です
・上場企業でも民事再生(倒産等)・大規模リストラする時代です
貸借対照表(現実)のさわりは
最低でも理解できるようにしましょう❗️
もちろんそれだけでは
強い会社か否の判断はほんのさわりですが、
少なくとも資本がギリギリか余裕あるかは
わかります。
因みに私は事業資金は
体で例えると血液だと思うので
・血流を止めても危険
・血流は速すぎても遅すぎても危険
・足りなくなっても危険
・大量出血に備え、輸血準備が大切
・どの血液でもいいわけではない
最後までお付き合い頂き有難う御座いました。
【 参考書籍 】

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